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中国の4大銀行のうち、中国工商銀行(1398)、中国銀行(3988)、中国建設銀行(0939)の3銀行が香港に上場しています。中でも中国工商銀行は、中国第1位の銀行でA株、香港H株の同時上場を果たしました。
そのほか、中国交通銀行(3328)や招商銀行(3968)などがあります。
交通銀行は香港上場を最初に果たした銀行で、4大銀行上場前のいわば、お試し銘柄のような感じでしたが4大銀行より規模は小さい分成長性に期待され株価はどんどん上昇し新規公開(IPO)株価の約4倍にまで跳ね上がっています。中国政府もここまで交通銀行が成功するとは思ってなかったのではないでしょうか?
どちらにしても交通銀行の上場成功で4大銀行の上場も進みやすくなったものと思われます。
中国政府は4大銀行の上場を絶対に失敗するわけにはいきませんので、何らかの形で上場前や上場後に政策やイベントを行っているのではないでしょうか?
人民元上昇も、確かに米国の圧力はありますがタイミングが良すぎるほどです。
人民元上昇は中国の銀行銘柄すべてに言える事ですが収益率が一番期待できるセクターで、それを証拠に最近の人民元上昇で銀行銘柄の株価もかなり上昇しています。
銀行銘柄は不良債権や問題を多数抱えていますが、中国工商銀行などはM&Aにも積極的で政府の後押しが、かなり期待できますので、1銘柄ぐらいは、ポートフォリオのなかに入れておいても良いのではないかと思われます。

保険業の香港上場銘柄は生命保険シェアトップの中国人寿保険(2628)と生命保険シェア2位で損保業界でも3位の平安保険(2318)、損害保険最大手の人民財産保険(2328)です。
まず生命保険業では中国人寿保険と平安保険が中国国内のシェアを独占状態で、特に中国人寿保険は50%のシェアを誇り業績も良いので、株価もかなり上昇しており、20香港ドルを超えPERにして60倍を超えています。
平安保険の方もPERで50%を超えていますが、財務内容や業績を見るとやはり株価に現れているように中国人寿保険の方が上に思われます。
続いて損害保険の人民財産保険です、今までは業績もあまり振るわず、株価の方も静止状態でしたが、生保銘柄の上昇からの出遅れ感や損保の将来性の見直しから株価も上昇しはじめております。
生保銘柄と損保銘柄の株価の大きく開く理由としまして挙げられるのが、運用資金の違いです。生保の方は皆様も掛けておられると思いますので、お分かりですが一般的に長期で掛けるので、資金が長期的に入ってきます。
損保の方は、自動車保険など短期保険の割合が多い為、ここで運用資金の違いが出ているようです。QDII(中国国内機関投資家が海外で株式市場などの商品に投資すること)の導入ニュースや人民元上昇などで生保の株価はかなり上昇しています。
将来的に見て損保の人民財産保険も魅力があると思われますが、やはり、保険銘柄では中国人寿保険が良いのではないでしょうか。
しかし、株価はかなり手をだしずらい状態ですので、個人的な意見ですが、今は保険銘柄よりPERの低い銀行銘柄の方が良いのではないでしょうか?
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